東洋大学

小間番号:E5-2-49

共同出展社:-

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暑さから身体の細胞を守るハッサク由来成分「オーラプテン」

近年、夏期の猛暑日の増加とともに熱中症の患者が多く発生しています。熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かず、体内に熱がこもった状態となる症状で、屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、死に至ることもあります。その対応は大きな社会課題となっています。その社会課題の解決に取り組むプロジェクト“ハッサクプロジェクト”を東洋大学では産官学金の連携プロジェクトとして実施しています。

東洋大学の研究チームは、熱に弱い血管細胞を熱のストレスから守ってくれる農産物由来成分を数多く探索した結果、ハッサク果皮に多く含まれるオーラプテンにその保護作用があることを発見し、「熱中症の予防、軽減および治療のための組成物」で特許を取得しています。オーラプテンは、「熱に弱い血管を守る」という作用を持ち、熱中症になりにくい体を作るために有効であると臨床研究においても示されました。

オーラプテンは、全ての柑橘類に含まれているわけではなく、柑橘類の中でも、ハッサクはオーラプテン含有量がトップクラスであり、和歌山県紀の川市が全国有数のハッサクの生産地であることから、未利用資源の果皮を活用した地域活性化に繋がると期待されています。

東洋大学の熱中症対策の特許を活用して、その有用成分をハッサク果皮から抽出し機能性素材原料を製造販売する株式会社和環は東洋大学発ベンチャー企業第1号として認定され、これまでにオーラプテンを含むハッサク果皮由来抽出物を使用した食品および飲料の開発を行ってきました。ブース展示ではオーラプテン含有ハッサク果皮抽出物を使用した熱中対策飴、ゼリー飲料などをサンプルとして展示します。暑い日に作業や運動をする人向けのオーラプテン配合製品開発の提案もお待ちしています。

ハッサクプロジェクトでは、大きな社会課題および健康課題としての「熱中症対策」を軸として、東洋大学が実施したオーラプテンの機能性に関する評価、新たな機能性成分の探索、オーラプテンの効率的な抽出技術や最終製品に配合するための素材化技術の確立、ハッサク果皮原料の供給に向けた栽培技術、加工食品のプロトタイプによるユーザエクスペリエンスとしての定性的評価モニタリングの実施と市場性の明確化を実施しています。

本プロジェクトでは、医薬・食品科学の領域を専門とする東洋大学、工学・食品加工の技術を有する和歌山県工業技術センター、ハッサクの生産と地域活性化に精通した和歌山県紀の川市、商の立場である凸版印刷株式会社と株式会社和環、金融の立場で地域振興に携わる紀陽銀行の各専門機関による産官学金連携により、新産業として地域に広く普及できる一貫体系の構築を目指しています。

東洋大学は1887年に哲学者・井上円了により「哲学館」として創立され、「諸学の基礎は哲学にあり」「独立自活」「知徳兼全」を建学の精神としています。創立者の志を受け継ぎ、東洋大学の教育理念である「物事の本質に迫って深く考え、考察を重ねること」を基礎とし、科学する力、実践する力を育てることで、地球社会の様々な課題に取り組む力を養うことを目指しています。
2025年度現在、白山、赤羽台、川越、朝霞キャンパスに14学部51学科専攻と大学院15研究科を擁する総合大学へと発展しました。

創立者井上円了の思想・哲学と通底する視点を持つ研究成果の創出・発信を目指し、重点研究推進プログラム等各種研究分野を融合、連携させることによって、「いのち」を大切にする社会を実現する先進的な未来社会の創造に寄与することを目的として設置しました。
当研究機構は、重点研究推進プログラム等が相互に融合・連携し、学部横断・文理融合の総合大学らしいブランドとなりうる研究を推進します。

当ブースの見どころはここ!

  • セミナー・デモンストレーションのご案内

    熱中症対策機能性成分の探索から産官学金連携の社会実装への展開

    11月26日(水)11:00より、熱中症対策に向けた新たな挑戦をテーマとしたセミナーを開催します。

    地球温暖化の進行に伴い、毎年増加している熱中症。その予防には、これまでのような水分・ミネラル補給などの対症療法だけでなく、「暑さに負けない身体を細胞レベルからつくる」という新しい発想が求められています。

    本セミナーでは、東洋大学が進める“熱中症対策機能性成分”の探索研究と臨床試験の成果を紹介します。さらに、この研究シーズを活用し、企業や自治体と連携して社会実装を進めている 「ハッサクプロジェクト」 の取り組みについてもご紹介します。

Company Information

会社名 東洋大学
国 JP
住所 東京都文京区白山5-28-20
電話番号 03-3945-7564
メールアドレス ml-chizai@toyo.jp
URL https://www.toyo.ac.jp/research/industry-government/ciit/
※情報は最新の状態に随時更新しております。